元イタリア代表「天才レジスタ」MFピルロが現役引退 | みんなのサッカー情報掲示板

元イタリア代表で稀代のレジスタと称されたMFアンドレア・ピルロ（38）が、自身のツイッター（@Pirlo_official）で現役引退を表明した。

今シーズン限りでアメリカMLSのニューヨーク・シティ退団を明言していたピルロ。そのニューヨーク・シティは、MLSカップ（プレーオフ）でコロンバス・クルーと対戦。初戦を1-4で落としたニューヨーク・シティは、第2戦に2-0で勝利するも、2試合合計3-4で敗れて敗退した。試合後に自身のツイッターにコメントを掲載し、現役引退を正式に表明した。

ピルロは自身のツイッターで、「MLSでの最後の試合を終えた。ニューヨーク・シティでの僕の時間は終わりが来た。この素晴らしい街でサポートをしてくれたすべての人にありがとうと伝えたい。素晴らしいサポーター、コーチングスタッフや裏方で働くすべての人、そしてチームメイトに感謝している。ニューヨークでの挑戦が終わっただけではなく、サッカー選手としての旅も終わりが来た。常に僕を支えてくれた世界中のサポーターに感謝したい。君たちはこれからも僕の味方であり、僕の心の中にいるよ」とコメントしている。

現在38歳のピルロは、正確無比な長短のパスでゲームをコントロールし、的確な状況判断を可能とする高度な戦術眼を持ち合わせ、フリーキックの名手としても知られた。1995年に地元ブレシアでプロ生活をスタートさせ、インテル、レッジーナ、ミラン、ユヴェントスといったセリエAを代表するクラブを渡り歩き、数々のタイトル獲得に貢献してきた。さらにイタリア代表としては、通算116試合に出場し、13ゴールを記録。2006年ドイツ・ワールドカップでは、母国を世界一に導いている。