バイエルンがアンチェロッティ監督を電撃解任！チーム内に5人の敵 | みんなのサッカー情報掲示板

バイエルン・ミュンヘンが、カルロ・アンチェロッティ監督を解任したことを発表した。

UEFAチャンピオンズリーグ（CL）のグループステージ第2節でパリ・サンジェルマン（PSG）に0-3で完敗。翌日には緊急会議を開催し、そこでバイエルンのフロントが指揮官のアンチェロッティに解任の決断を伝えたようだ。

カール・ハインツ・ルンメニゲCEO（最高経営責任者）は、「今シーズンの開幕からチームのパフォーマンスは我々の応えることができていなかった。パリ・サンジェルマンでの試合は、決断を下す必要があることが明らかになった。ハサン・サリハミジッチ（スポーツディレクター）と私は、カルロとオープンな話し合いをし、そこで彼に我々の決断を伝えた」と説明した。

しかし、ウリ・ヘーネス会長はアンチェロッティ監督電撃解任の裏側を明かしている。ヘーネス会長によると「私の目から見て、アンチェロッティ監督は最後の数日間で5名の選手を敵に回していたと思う。それは、とても乗り切れそうもない状態だった。指揮官はチーム内の重要な選手と敵対するべきではない。ベッドの中に敵がいるというのは、最も危険なことだ」と語り、アンチェロッティ監督と数名の選手たちとの関係悪化が深刻なものになっていたことを明かした。

ドイツの『シュポルト1』はこの5名の選手とはFWトーマス・ミュラー、MFアリエン・ロッベン、MFフランク・リベリ、DFジェローム・ボアテング、DFマッツ・フンメルスだと伝えている。

なお、後任は今シーズンからアシスタントコーチを務めているウィリー・サニョル氏が暫定的に指揮を執ることも発表されている。