PSGの勝訴で、FFP違反問題は終結へ！ | みんなのサッカー情報掲示板

パリ・サンジェルマン（PSG）に対して欧州サッカー連盟（UEFA）がファイナンシャル・フェア・プレー（FFP）違反の再調査を通達していた問題で、スポーツ仲裁裁判所（CAS）は再調査が行われるべきではないとクラブを支持する決定を出し、PSGが勝訴の形で終結することになった。

2017年夏、PSGは2億2200万ユーロ（当時約290億円）でバルセロナからネイマールを、1億8000万ユーロ（当時約232億円）の買取オプションが付帯する1シーズンのローン移籍でモナコからキリアン・ムバッペを獲得するなど、超大型補強を敢行した。それに伴い、当初からFFPに抵触した可能性があることを指摘されていた。

仮にFFP違反が認められた場合、ネイマールかムバッペを売却する必要があると海外メディアが報じ大きな話題になったが、欧州サッカー連盟（UEFA）が夏の移籍期間中はPSGのFFP調査を中断すると発表し、ネイマールとムバッペが放出されることはなかった。

騒動は収束したかに思われたが、国際サッカー連盟（FIFA）のジャンニ・インファンティーノ会長の手を借りてFFPを回避したとする調査報告を、サッカーに関する内部告発サイト「フットボール・リークス」が発表。再びPSGに疑惑の目が向けられることに。そのため、UEFAが再調査を開始したのだが、それは不当だとしてPSGがCASに上訴していた。その結果、CASが再調査は行われるべきではないとの判決を下し、クラブの訴えを支持したという。