テネリフェ柴崎岳がリーガ1部復帰ヘタフェへ4年契約で移籍！ | みんなのサッカー情報掲示板

今夏にリーガ・エスパニョーラ1部に昇格を果たしたばかりのヘタフェが、テネリフェとの契約が満了していた日本人MF柴崎岳（25）の獲得を発表した。

柴崎岳は今年1月の移籍市場で、鹿島アントラーズからリーガ・エスパニョーラ2部のテネリフェに半年間の契約で移籍。加入当初は新しい環境への適応の問題もあって出遅れたが、その後シーズン終盤には絶対的なレギュラーとして存在感を発揮した。リーグ戦12試合で1ゴール1アシスト、昇格プレーオフでは4試合で1ゴール2アシストを記録した。

プレーオフで勝利しテネリフェがリーガ1部に昇格した場合には、契約が自動で延長されるはずだったが、チームは1部昇格プレーオフ決勝まで進出したものの、2戦合計2-3で敗れヘタフェに1部昇格を譲っていた。

柴崎はリーガ1部のクラブに移籍する意思を公言していたが、くしくもその移籍先はテネリフェが昇格プレーオフ決勝で対戦した因縁の相手ヘタフェとなった。ヘタフェは公式HPで、「日本代表のガク・シバサキは今後4シーズンにわたりヘタフェの選手です」と4年契約を結ぶことを報告。21日に入団発表を行うこともあわせて発表している。

ヘタフェは1923年に創立されたスペインの首都マドリードに本拠を置くクラブで、2004-05シーズンにリーガ・エスパニョーラ1部初昇格を果たしたクラブ。以降堅実な経営とチームづくりでリーガ1部に定着。コパ・デル・レイでは2度にわたって決勝に進出した実績を持ち、UEFAカップ（現ヨーロッパリーグ）にも出場した経験がある。2016-17シーズンには2部に降格したが、わずか1年でリーガ1部に復帰した。

柴崎は憧れだったリーガ・エスパニョーラ1部についに到達した。これからは、レアル・マドリード、バルセロナ、アトレティコ・マドリードら世界屈指の強豪がひしめく舞台での活躍を目指すことになる。