ネイマール＆エムバペのコンビネーションと、孤立するカバーニ | みんなのサッカー情報掲示板

パリ・サンジェルマン（PSG）は、ネイマールとキリアン・エムバペという2人の主役の活躍で直近のリーグ・アンのオリンピック・リヨン戦で大勝を収めた。ネイマールとエムバペのコンビネーションは、間違いないが、もう一人のアタッカーであるエディソン・カバーニは、孤立状態にある。

実際にデータがそれを物語っている。チャンピオンズリーグ・グループステージ第2節レッドスター・ベオグラード戦でネイマールとエムバペは、ネイマールがエムバペに19本パスを供給したのに対し、エムバペもネイマールに11本のパスを出している。しかし、彼らとカバーニとのコンビネーションは大きく異なっている。その試合、ネイマールは一度もカバーニにパスを出しておらず、エムバペもわずか2本しかパスを出していない。

大勝したリヨン戦でも、同じパターンが繰り返されている。カバーニが交代するまでプレーした40分間でネイマールとエムバペからカバーニにボールが供給されることは一度もなかった。パスが0本である。

昨シーズン、カバーニとネイマールの間には、PKキッカーをめぐる争いで揉めた経緯がある。時間の経過とともに事態は終息したと思われていたが、両者の間にはまだ遺恨があるようだ。ネイマールとエムバペがお互いをよく理解しあっているものの、2人がカバーニとコンビネーションを構築できるのはいつになるのだろう。