久保建英の未来はバルサではなく宿敵レアル・マドリード？ | みんなのサッカー情報掲示板

バルサのカンテラで育ちFC東京U-23に所属するFW久保健英の将来に対して、レアル・マドリードなどのヨーロッパを代表する様々なビッグクラブが注目しているようだ。カタルーニャが本拠地となるスペインのスポーツ全国紙『スポルト』が報じている。

バルセロナが未成年の選手登録で違反を犯したためにFIFAから対象選手の公式戦への出場禁止の処分を科された。その影響を受けバルサの下部組織を離れてFC東京に加入することになった久保健英。FC東京のユースチームで活躍し、U-20ワールドカップにも参加するなど逞しい成長を遂げるこの選手に対して、欧州のビッグクラブが注視しているという。

『スポルト』によれば、久保にはレアル・マドリードやマンチェスター・シティなどが熱い視線を送っているとのこと。レアル・マドリードはここ近年、バルサへの若い有望株となる選手の入団を阻止するために、10代の才能を先んじて獲得する方針を見せている。そんな活発な動きをみせる中、同メディアはバルセロナの宿敵であるレアル・マドリードが「数カ月前から久保健英の成長を観察している。そして獲得できる年齢を迎えた時、彼との契約を狙っている」と報じている。

しかし将来的に久保を復帰させることも考えているバルセロナは、レアル・マドリードらの動きを心配はしていないようだ。その理由は、久保の中にあるバルセロナ愛が変わっておらず、バルセロナへの帰属意識を持ち続けているためとされる。

現在16歳の久保健英が海外のクラブに移籍できるようになるのは18歳となってから。『スポルト』はこの記事で「このままいけばタケフサ・クボは複数のビッグクラブから求められる一人となるだろう。しかしエル・ブランコ（レアルの愛称）との契約の恐れはない。18歳になった彼と契約を結ぶことになるクラブは、バルサが一番手である」と締めている。