北海道コンサドーレ札幌の『タイのメッシ』チャナティップがJデビュー | みんなのサッカー情報掲示板

プレーオフステージ第2戦が行なわれたYBCルヴァンカップ。キンチョウスタジアムで行われた、セレッソ大阪vs北海道コンサドーレ札幌の一戦で、『タイのメッシ』の異名をとるタイ代表のチャナティップ・ソングラシン（23）がJデビューを果たした。

北海道コンサドーレ札幌は、0-1で迎えた後半開始から7月に加入したチャナティップを試合に投入。タイ代表のエースがついにJリーグ公式戦でそのベールを脱いだ。

上々のデビュー戦だった。開始直後こそ硬さが感じられたチャナティップだったが、テクニックとスピードを駆使し、単調な攻撃を繰り返していたチームのアクセントとなり続けた。随所にボールコントロールの良さを見せ、加速力のあるドリブルで攻撃に変化を加えいていた。

北海道コンサドーレ札幌の四方田監督も「初めての公式戦にしてはいいプレーだった」と賛辞を贈った。本人は「ドキドキしたが、いいプレーはできた。出られたのはうれしいが、負けたので悲しい」と試合に負けたことに満足はしていない。

この日もネットでタイへ生中継されるなど一挙手一投足に注目が集まるタイの国民的スターのデビュー戦。ゴールこそ生み出すことはできなかったものの、Jリーグ公式戦デビューを果たしたチャナティップが、日本での確かな一歩を踏み出した。